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ホタル (2012)

オスの蛍の明滅は、時間の経過とともに同期する。集団で発光することで、メスを効果的に呼び寄せるためだとされている。目的の共通化の結果、時間の経過とともに同期へと至るのだ。今作は。著作権や肖像権といった権利を顔料により打消し、さらに写真の持つ具象性さえも打ち消す。ここに在るのは、法的権利や撮影者の意図、絵・写真「らしさ」から抜け出し、それぞれの境界線上に位置するもの、marginal-thing(境界物)である。

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