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Home video (2013)

父の容態が悪くなっていく中、家の倉庫にホームビデオを発見した。家族。父、母、弟、妹、そして自分。見過ごされがちな、普遍的な日常。しかし、それこそが かけがえのない時間であり、それら一瞬一瞬を土台として、今の自分があるのだと、認識させられた。完成を間近に、父は逝去した。逝ったその日の夜にも、製作を続け、その翌々日に、この作品は完成した。この一作を通して、父へ深い感謝を捧げる。

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